スタッフ同士のコミュケーションを深めるために、
「院内旅行を取り入れてみたい」

と思ったことはありませんか?

しかし、
「スタッフが参加してくれるのだろうか」
「費用がどのくらいかかるのか心配」

などの理由から、
そのままにしている方もいるでしょう。

院内旅行は、
「スタッフ同士のコミュニケーション」
だけが目的ではありません。
日常業務のストレスや疲れを
リフレッシュしてもらう目的もあります。

それでは、具体的にスタッフが行ってみたいと
思える院内旅行を考えてみましょう。

院内旅行の行き先を決める方法

院内旅行を考える場合は、
「院長先生が主に考える」
というクリニックもあります。

もちろん、
その案がスタッフに喜ばれる内容であれば
その方法でもいいでしょう。

しかし、
いろいろな年代のスタッフがいるクリニックでは、
好みもわかれます。
そのため、
「スタッフの意見をまず聞く」
ということから始めてみましょう。

スタッフからアンケートをとる

院内旅行を始める前に
簡単なアンケートをとって
「スタッフの行きたい場所」
「希望の旅行期間」

などを聞きます。
無記名にして率直な意見を
聞いてみるのもいいでしょう。

旅行の計画を立てる

スタッフに書いてもらった
アンケートをまとめます。
「行きたい場所」
「日帰り・1泊」
など、旅行の内容を具体的に書きます。
人数が多いときは、
いくつかの班に分けておきましょう。
緊急事態に備えて
候補日をいくつか決めておくのもよいでしょう。

また、
いろいろな職種の方が働くクリニックでは、
「あえて違う職種の人どうしをグループにする」
方法もあります。
普段話す機会のない人と
一緒にグループを組むことで、
人間関係がよくなり、
仕事がスムーズに運ぶようになります。

旅行会社で相談する

まとめたアンケートを元に
旅行会社で相談にのってもらいます。
人数が少ない場合は、
インターネットやパンフレットなどで
調べられますが、
人数が多くなると、
旅行会社で団体割引にしてもらったほうが安くなる
場合があります。

また、
旅行会社に予算や行きたい場所を伝えておくと、
条件に合わせた旅行プランを組んでくれます。
旅行会社をうまく利用していきましょう。

院内旅行にはどんなものがある?

院内旅行といっても、
海外旅行と日帰り旅行があります。
海外でのんびりしたいスタッフもいれば、
家庭の事情で日帰り旅行がいい
というスタッフもいるでしょう。

そこでまずは
「いろいろなパターンを提案する」
ことをオススメします。
もし、なかなか決まらなければ、
団体旅行などに詳しい旅行会社のスタッフに
相談してみましょう。

だれでも参加しやすい日帰り旅行

日帰り旅行のメリットは、
「子育てや介護などで忙しい人でも参加できる」
ことです。

人数が多ければ、バスを一台借りて
遠出するのもいいでしょう。
ご家族を連れて行きたい方は、
費用を一部負担してもらう方法もあります。

例えば、
北陸にカニを食べに行ったり
温泉に入ったりする
旅行もいいでしょう。

ミュージカルと高級ホテルでの食事がセット

近場で簡単に済ませたいという場合は、
「ミュージカル」
「コンサート」
「スポーツ観戦」

などがあります。

若い方であれば、
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」
「ディズニーランド・ディズニーシー」

も喜ばれるでしょう。
年齢層を問わなければ、
「吉本新喜劇」
なども人気です。

ただし、好みがあるので
同じ趣味を持った人同士で
行くようにする
といいでしょう。
イベントの前か後に、
高級ホテルでランチとセットにする方法もあります。

海外旅行なら近場にすることで負担減

予算や日程に余裕がある場合は、
海外旅行
という方法もあります。
忙しくてなかなか海外旅行に行けないスタッフは、
喜んで参加してくれるでしょう。
社内旅行で多いのは、
シンガポール・韓国などの近場です。
夜出発にすれば、仕事への負担も少なくなります。

旅行が終わったあとにアンケートを取る

これから毎年、院内旅行をする場合は、
旅行が終わったあとに、
アンケートを書いてもらいましょう。

アンケートには、
旅行の感想だけでなく、
次回の旅行先の希望などを書いてもらいます。

また、
「旅行会社の対応が悪かった」
「部屋や食事がよくなかった」

なども書いてもらうと
次の旅行を決めるときの参考にもなります。

来年は違う旅行会社にしよう、
今年の旅行は思ったよりも好評だったなどの
意見をまとめておくと便利です。

院内旅行はスタッフが行きたいと思える内容を考えることが大切

院内旅行は、
職場の人と一緒にいる時間が長いため、
あまり気が進まない
という方も
いるかもしれません。

しかし、日帰り旅行や、
行ってみたいと思える旅行先であれば、
「行ってみようかな?」
という気持ちになる可能性も高くなります。

まずは、
スタッフにアンケートをとりましょう。

旅行先が決まれば
みんなで話し合いをする場所を作ることを
オススメします。
一緒にスケジュールを考えることで
さらに連帯感が強くなります。

また、院内旅行を開催することで、
院長がスタッフを
大切に思っていることが伝わるため、
離職率を下げることにもつながります。

もし今、院内旅行を検討しているならば
一度スタッフの声を聴いてみていかがですか。