真夏の炎天下は、どこかに出かける
意欲が薄れてしまいやすいですよね。

コロナウイルスでリモートワークが当たり前になり、
緊急事態宣言で多くの商業施設が
営業を見合わせや営業時間の短縮と
なってしまっていますね。

炎天下とコロナウイルスという要因で患者さんが
外出しにくい状況になっているかもしれません。

そこで前回の記事に引き続き、患者さんの
(URL:https://arkrayantiaging.com/how-to-make-patients-think-i-want-to-come-to-the-hospital-evenintheheatofthesummer-part1/)
来院に対するモチベーションをさげないために
できることを、一緒に探っていきましょう。

患者さんに炎天下をできる限り歩かせないために

駅やバス停から見て近い距離にある医院なら
比較的来院してもらいやすいですが、
そうではない場合は、猛暑の時期は
来てもらいにくいかと思います。

そこでまだ、実施していないのであれば、
医院への最短コースを
患者さんに教えてみてはいかがでしょうか。

・地図の提供

最短距離をわかりやすく強調した地図を
医院の公式サイトやSNSに掲載すると、
喜んでいただけるのではないでしょうか。

Googleマップ等を使ってもよいのですが
患者さんにとってわかりやすいものでは
ないかもしれません。

できたら、Googleマップよりも
わかりやすい地図を準備したほうが
患者さんにとって親切かと思います。

・写真や動画でのガイダンス

医院への目印となる場所を
いくつか撮影してサイトに掲載しながら、
コースを教えるという手もあります。

あるいはYouTube等の動画で、
駅やバス停からの最短コースを教えると、
いっそうわかりやすくなりますね。

毎日の暑さをチェックして、予約に反映

アンチエイジング診療は
基本的に予約制で運営されることが
ほとんどかと思います。

「カンカン照りの下を歩いて
あそこの病院に行っても、
1時間以上待たされる。」

と思われる恐れはほぼないのではないでしょうか。

この長所をさらに強める方向で
患者さんが喜ぶサービスを探してみると
いいかもしれません。

患者さんが次回の予約日時をする際に

「少しでも
歩きやすそうな日時をおすすめする」

ということも可能ではないでしょうか。

日没後まで営業している医院であれば
この点では有利に働きそうですね。

受付で天気予報サービスと照合することで、
患者さんに

「特に暑くなる日時を避けてもらう」

ということが可能になるかもしれません。

このような取り組みを地道に繰り返すことで、

「この医院は、患者に
熱心に気配りしてくれる」

と受け取ってもらえますし好意的な口コミが
広がるきっかけになるかもしれません。

また、天気予報を医院として
事前にチェックすることで台風等のリスクにも
早めに気付けるようになるため、
天気予報のチェックを
習慣化してみるのもいいかもしれません。

車での来院者を増やすには

猛暑の中でも、患者さんに来院いただきやすくする
方法として、
車で来院をいただく方法もあります。

これから詳細にご紹介します。

1.駐車場

アンチエイジング診療に
限ったことではないと思いますが、
開業医は立地条件によって
望ましい集患方法が大きく変わるものですよね。

鉄道があまり発達していない地方の場合
各家庭が車を持っているかと思います。

この場合なら、冷房の効いた車で
通院できる以上、それほど患者は
減らないかもしれません。

都心部の鉄道が便利な
エリアにいる開業医にとって
参考になる内容かもしれません。

たとえば、この機会に

「車で通院しやすくなるように準備をする」

なんて手段も
考えられるのではないでしょうか? 

もちろんこれは、条件がそろわないとできませんが、

「近所に、空きのある駐車場が見つかる」
「費用等の面で考えて割に合う」

といった場合なら真剣に
検討してもよいと思われます。

実際に導入するかどうかは、
患者さんにアンケート等を実施して、
ニーズがあるかどうか
事前にチェックするなどしてから
決めたほうがいいかと思われます。

2.タクシー

マイカーで来たくても来られない、
という患者も中にはいるかもしれません。

このような場合なら、
タクシーで来院しようとする患者も
増える可能性があります。

ただ、帰宅するときはどうでしょうか。

そこで

「タクシー会社を案内する」

という手があります。

「地域のタクシー会社の
名前や電話番号等を内部で掲示する」

という方法は、鉄道の発達していない
エリアであれば公共施設でも
よくやっていることかと思います。

夏の暑い期間にお試しで
患者さんが来院しやすいように
取り入れてみてはいかがでしょうか?

まとめ:道案内や車での移動の推奨ほか、できることはいろいろとあります

真夏の炎天下をえんえんと歩くことは
誰にとっても厳しいものですよね。

猛暑が終わるまでは、医療機関としても
サービス精神を発揮して、
患者さんの負担を和らげたいところです。

前述していますがささいなおもてなしが
患者さんに「また来よう!」と感じてもらう
第一歩になるかもしれません。

そして、ポジティブな口コミを
増やす第一歩にもつながることでしょう。