「患者さんに役立つ情報を提供したい」と
考えたことはありませんか?

その方法のひとつとしてメールマガジンを
取り入れてみてはいかがでしょうか?

メールマガジンは、
自院の情報を多くの方に
知っていただくだけでなく、
患者さんにとって役立つ情報を
お知らせすることができるかもしれません。

どんな方でも読めるため、
多くの方に自院のことを
知っていただくきっかけにもなります。

今回は、
患者さんの来院につながりやすい
メールマガジンの作り方について紹介します。

メールマガジンを始めるメリット

メールマガジンは患者さんとの接点を
増やすことができるといわれています。

例えば糖尿病の治療を受けている方に

「甘いものがやめられない人は、
アイスではなくカロリーの低い果物などで
代用できます。」

などの情報です。

患者さんとの話のきっかけにもなるため、
治療へのモチベーションにも
つながりやすくなります。

また、スタッフの日常生活の様子などを
書くことによって、
患者さんに親近感を持ってもらうことも
できるかもしれません。

どんな人が働いているかを知ることで、
患者さんも安心して病院に
通いやすくなるのではないでしょうか。

また、メールマガジンはメールで
情報を患者さんに届けるため、
印刷代や郵送代などの費用を
抑えることもできるかもしれません。

高齢者の方が多いクリニックでは、
メールマガジンの内容を利用して
紙に印刷するニュースレターに
変更してみてもいいかもしれません。

メールマガジンを書くときに気をつけたいこと

普段から文章を書き慣れていない方は、
「何を書けばいいのかわからない。」
方もいるのではないでしょうか。

メールマガジンを書くときに
検討していただきたいことを紹介します。

誰に向けて書くのかを考える

クリニックの患者さんは普段どのような方が
来院されることが多いでしょうか?

例えば、予防治療に力を入れている
40代から50代の方が多い、
脱毛・スキンケアなど施術をする
20代から30代の方が多いなどです。

もちろん、いろんな年齢層や目的の方が
来られるため、幅広いターゲットにしたい方も
いるかもしれません。

ターゲットを決めることは、
「私の治療に合った病院だ」
と思ってもらうためにおすすめです。

患者さんが読みたくなる内容になっている

メールマガジンを最後まで読んでもらうために
患者さんにとって
役立つ情報をできれば提供したいですよね。

例えば、自院のことをアピールする内容が
多くなってくると、患者さんは
途中で読むのを止めてしまう
可能性があります。

できれば、だれでも知っている情報ではなく、

「初めて聞いた」
「すぐに試してみたい」

など患者さんの知らないことを書くと
喜んでもらえる可能性が高くなります。

メールマガジンの件名で読むかどうかを決める

メールマガジンを読んでもらうためには、
メールの件名が目を惹くものに
なっているかどうかチェックすることを
おすすめします。

件名をつけたあとは

「患者さんに有益な情報が含まれているか」
「他のメールと同じようになっていないか」
「すぐに読みたくなる内容になっているか」

などをもう一度考えてみることも大切です。

また、メールマガジンはスマートフォンで
読む方も多いため、文字数も
考慮したほうがいいかもしれません。

15文字から20文字くらいで
伝えるようにするとみてもらいやすくなります。

だれが読んでもわかる内容で読みやすい文章を書く

文章は、結論を先に書くことが大切です。

例えば、

「痩せるために必要な食事のとり方」

と書いているのに、
最後まで結論が書いてなければ、
患者さんが
読む気力を失ってしまうかもしれません。

「結論」→「結果」を書いたあと、
「例えば」で文章をつなげると、
読みやすくなります。

一般的に、一文あたりの長さは
40文字から50文字が
読みやすいといわれています。

一文の文字数が長くなっていないかを
チェックすることも忘れないでおきたいですね。

メールマガジンに載せておきたい内容とは

クリニックのメールマガジンを書く前に、
他のクリニックのメールマガジンを
参考にしてみてもいいかもしれません。

Webで
「クリニック メールマガジン」
と検索すれば、
いろいろな病院のメールマガジンを
見ることができるかと思います。

当院からのお知らせ

「当院からお知らせ」という形で、
患者さんに知らせておきたい内容を
書いてみてもいいかもしれません。

例えば、
「インフルエンザのワクチン接種をはじめました」
などの内容です。

毎月発行している場合は、
臨時休診などのお知らせも
書いておくといいかと思います。

先生や栄養士などのスタッフのコラム

患者さんのためになる情報コラムを
スタッフの方が担当するなどして
書くことをおすすめします。

毎月、どのようなネタを書くのかを
事前に決めておくとスムーズに
掲載しやすいかと思います。

例えば、その季節に多い病気などを
テーマにしてみてもいいかもしれません。

簡単にできるレシピの紹介

多くの方が興味を持っているのは、
毎日の食事ではないでしょうか。

特に暑い季節は食欲がなくなるため
何を食べていいのか
わからない方もいるかもしれません。

そんなときに手軽に作れるレシピなど
を書くと喜ばれる可能性が高いです。

近くのお店の紹介

クリニックの近くにあるお店を
紹介するという方法もあります。

例えば、

「このお店はグルテンフリーの食材を
使った料理を出している」、
「糖質を抑えたケーキが販売されている」

などです。

雰囲気のいいお店などを紹介してみても
いいかもしれません。

メールマガジンは親近感を与えるため患者さんの接点ができやすくなる

患者さんに来院してもらうためには、
親近感を持ってもらうことが大切です。

患者さんに役立つ情報が発信できると、
「もっといろいろな話を聞いてみたい」
「治療を受けてみたい」
という気持ちになる方も増えます。

患者さんとのコミュニケーションを
深めるためにも
はじめてみてはいかがでしょうか。