アンチエイジング診療も年々競争が激化しています。
そして診療内容も、
常に新たな技術やサービスが誕生しています。

「保険診療中心」から
「自由診療の割合増加」に切り替える開業医も
増えているようです。

そこで
すでに成功している医療機関でも、
新たな科目を導入することは常にあるべき、と
思われます

では、患者に向けてのPRにおいて、
大切なことは何でしょうか? 

今回は、ネット上でのアピールについて
取り上げます。

診療科目のような重大なニュースの発信方法

現在は事業者にとって、
宣伝の方法が豊富な時代ですが
いちばん選びやすい種類はWebを通した方法でしょう。

開業医にとっても、
自院の公式サイトや公式SNSは
避けて通れない方法といえます。

Webで
自院の大きなニュースをリリースするとして、
その方法は2通りに分けたほうがよいでしょう。

キーワードマーケティング関係

Googleのような検索エンジンをステージとした
宣伝方法です。

  • リスティング広告
  • SEO

これらが主な種類となります。

それ以外

上記に挙げたキーワードマーケティングの他にも
以下のような種類があります。

  • SNSマーケティング
  • 動画マーケティング
  • メールマーケティング
  • プレスリリース

動画やメールを使用したマーケティングは、
どんな開業医でもすぐにでもとれる手段とは
言いがたいでしょう。

そこで、今回は
リスティングやSEO、そしてSNSに
的を絞ることにします。

キーワードマーケティング関係

リスティング広告の場合

リスティング広告の場合なら
出稿費用を金額に糸目をつけずに出せるなら、
すぐにでも実行できるチャンスがあります。

すぐに広告が出すことができ、
その効果も高いものです。

もっとも、
なかなかそこまでできない、というケースのほうが
多いでしょう。

その場合は、
通常のSEO等でじっくりと
努力していくことになります。

一般的なSEOの場合

さて、
医院の公式サイトや公式ブログの場合、
「新着ニュース」「What’s New」
といったページがあるものです。

とはいえ、
そこに発表するだけでは
なかなかアイキャッチになりませんよね?

そこで、公式サイトにて
その診療メニューを詳細に
説明するページを作成しますが、
それだけでは、まだ不充分に思われます。

できたら、
「その診療に関するお役立ちコンテンツ」
作成して
サイト内やブログ内に投稿したいところです。

具体的に

  1. その診療に関して、見込み患者が
    疑問に思うことや悩んでいることを調べる
  2. その疑問や悩みの答えとなる情報を
    記事として作成する
  3. その疑問や悩みとマッチするキーワードを探す
  4. キーワードに合わせたSEO対策を施して
    記事をアップする

こうしたやり方で、
少しずつ世の中の見込み患者からの
注目度を高めることができます。

この方法は、
一般企業社会では中小企業や個人事業主に
推奨されているようです。

つまり、
広告予算に限りのある大企業ではない場合でも
ネット上で患者へのアピールが可能な方法として
推奨されているのです。

付け加えておきますと、
キーワードの難易度には注意が必要です。

検索ボリュームがとても高いキーワードでは
大企業(大病院)との勝負になり、
不利となります。

キーワードの難易度をある程度下げるほうが、
一般的な開業医にもチャンスが
舞い込みやすくなります。

SNSマーケティング関係

TwitterやInstagram

SNSに関しては、
地道に自院の診療につながる投稿を
繰り返していくことと、
フォロワーを集めることが大事です。

それから、
ハッシュタグ(#)を
入れ忘れないことがポイント
です。

自院の診療と直結するワードを選び、
ハッシュタグ付きで盛んに投稿しましょう。

また、
自院のサイトやブログ、
またFacebookページを更新したときは
そのURLを入れて発信することもおすすめです。

特に自院のサイトやブログの場合は、
SNSからリンクを拡散することは
SEOの観点からもとても効果が高いです。

Facebookページ

Facebookページでも
ハッシュタグ付きの更新は大切ですが、
Twitter等と異なり、
ブログに匹敵するくらい
長文のコンテンツを投稿できます。

そこでFacebookページでは、
自院の「新着ニュース」の投稿はもちろんのこと
ターゲットとなる 患者に対して
役立つコンテンツの投稿も可能です。

Webを介して、多数のターゲットにニュースを届ける努力を

新たな診療科目を増やすなど、
何か医院にとって重要なニュースがあるときは
既存の患者にも的確に伝えないといけませんし
何よりもそれを切り口に
新患を増やさないといけません。

とはいえ広告は奥が深いものです。

費用と手間暇がかかる以上
無駄な失敗は避けないといけません。

そこで今回は、
どんなアンチエイジング診療でも応用できそうな
キーワードマーケティングや
SNSマーケティングの手法を取り上げました。

コンサルタントやWeb会社とよく相談して
自院に適したニュースリリース戦略を
立てましょう。

なお、医療広告ガイドラインに
反したコンテンツにならないように、
くれぐれもご用心ください。