「ホームページを作ったのに、
検索してもなかなか上位に表示されない…」

こういった悩みはありませんか?

例えば、
「病院名」や「◯◯市 皮膚科」
と検索しても表示されないといったことです。

それは、
ホームページの作り方や設定に
問題がある場合がほとんどです。

インターネットで検索したとき、
すぐに見つけてもらえるように、
もう一度ホームページを見直してみる必要が
あると思います。

これから集患を目指すクリニックが
やっておきたいホームページ対策をご紹介します。

定期的にホームページを更新する

新型コロナウイルスの影響から、

「クリニックではどのような対策をしているか?」
「どんな症状なら治療できるか?」

など、
患者さんは調べる機会が多くなりつつあります。

最初に取り組むページ更新の案として、
「インフルエンザ予防接種のお知らせ」など
季節にあったお知らせは必ず更新してみても
良いでしょう。

ホームページを定期的に更新すると、
検索エンジンの評価が高くなるため、
Googleなどで検索した場合
上位に表示されやすくなります。

検索されやすいキーワードや、
クリニックの専門分野を中心としたブログを
定期的に書くと、
ホームページの内容が充実し、
有益なホームページと評価されます。

特にブログは、
できるだけ具体的なターゲットに
向けて書くことをおすすめします。

例えば、整形外科の場合、
60代男性患者が多ければ、
その方たちに向けてブログを書いてみましょう。

ただし、
キーワードを重視したコンテンツも大切ですが、
方向性を見失ったり、
読みにくい文章なってしまったりすると、
検索上位に表示されることが
難しくなってしまうため、注意が必要
です。

また、
同じキーワードを何度も繰り返すと、
このホームページは利用価値がないと
みなされてしまう可能性があります。

最近では、SEO対策よりも、
ページ内容の充実度を重視する傾向があります。

どんな患者さんに来てもらいたいか、
または求められているかを
もう一度考えてみるのもいいでしょう。

キーワードを使ったSEO対策は、
ホームページ製作会社に依頼することもできます。

「自身でホームページを作るのが難しい…」
「ホームページを作る時間がない…。」

こういった状況の先生は
外注を検討してみても良いでしょう。

クリニックのホームページを製作するときの注意点

有益なホームページと認められるためには、
医療広告ガイドラインを知ることも大切です。

例えば、
医院から患者さんに対して、
良い口コミを書いてもらうために
金銭を渡す、もしくは金銭を渡す約束をする
といったことはガイドラインに反する
といったことです。

また、
「最先端の医療」「最適の医療」
といった文言も広告できません。

医療広告ガイドラインは、
変更される場合があるため、
定期的に確認することも必要です。

(参照:医療広告ガイドラインについて

コンテンツを充実させる

患者さんはどんな情報を知りたいかを考えます。

例えば、
内科の場合、
どんな症状や病気の治療を受けられるのか
どんな治療を得意としているか

などです。

自由診療の場合、
取り扱っている医療機器や
料金について知りたい方もいます。

また、
クリニックのスタッフや
先生の雰囲気などを知りたい方もいます。

先生のこれまでの学歴や経歴はもちろん、

「どんなことを考えているのか?」
「何に興味を持っているのか?」

こういった情報も
病院を選ぶ理由のひとつとなるでしょう。

コンテンツで特に大切なのは、
文章の読みやすさです。

文章を書いたあとに、
他の人に読んでもらいましょう。

文章を書くのが難しければ、
プロに取材してもらい、書いてもらうことを
依頼することも可能です。

ただし、
文章をたくさん書けばいいと
いうものではありません。

ホームページは充実しますが、
文章の量が多いと
読みにくくなってしまいます。

院内の写真や
コンテンツに合わせたイラストなど、
適度に文章以外の内容をいれることも大切
です。

Googleなどの検索エンジンでは、

  • 内容が充実している
  • 新しい情報がある
  • 求める情報が掲載されている

など
さまざまな条件をもとに評価しています。

スマートフォン対応にする

パソコンからは見やすいけれど、
スマートフォンから見ると文字が小さくて
見えにくい場合があります。

スマートフォンに対応していないと、

  • 文章が読みづらい
  • 画像が表示されない
  • ボタンが押しにくい

といった問題が起こる可能性があります。

そのため、
患者さんが知りたい情報を得られないだけでなく、
雑な印象に受け取ってしまうため、
クリニックの印象が悪くなってしまう
可能性があります。

また、
スマートフォンに対応していても、
文字がつまっていると読みにくくなります。

スマホで文章を読む場合は、
3行おきくらいが読みやすいと言われています。

文字数にすると60~70文字くらいで、
そのあと1行あけます。

Googleなどの検索エンジンでは
パソコン・タブレット・スマートフォンなど
どのようなサイズの機器でも
スムーズに読めるかを重視していますので、
古いホームページを
そのまま活用しているクリニックは、
スマートフォン対応になっているかを
確認してみたほうが良いでしょう。

ホームページは定期的に更新し、患者が求める情報を掲載することが大切

医療機関のホームページの順位は、
以前と比べかなり順位の変動が
多くなったと耳にします。

ホームページが
上位に表示されなくなったクリニックは、
ホームページの更新だけでなく、
なにか新たな問題が起きているか
調べることも必要となってくるでしょう。

専門の業者に依頼すると
調べてくれる場合があります。

自身で調査を行うことが難しい場合は、
専門業者に依頼をして分析をしてもらうことも
選択肢の一つとして、検討してみても
良いでしょう。