クリニックの思いが伝わるニュースレターの作り方

普段、患者さんとゆっくり話ができないと
悩んだことはありませんか？
とくに、患者さんが多いクリニックでは、
診察時間も短くなってしまう
ということも多いでしょう。

クリニックと患者さんが近い存在になるためには、
コミュニケーションが必要です。

そこで役に立つのが「ニュースレター」です。

ニュースレターは、患者さんとスタッフをつなぐ
コミュニケーションツールです。

クリニックのファンを増やすために、
スタッフ同士で協力して
ニュースレターを作りましょう。

今回は、患者さんにクリニックの思いが伝わる
ニュースレターの作り方を紹介します。

患者さんに思いが伝わるニュースレターとは

患者さんにクリニックの思いを伝えるためには、
親しみのあるニュースレターが必要です。

老若男女関係なく、
だれでも読みやすい文章が大切。

具体的にどのようなものがよいか、
考えていきましょう。

手書きで書くと温かい雰囲気が伝わる

ニュースレターは手書きがおすすめです。

手書きにすると、
手間をかけたということだけでなく、
温かさも伝わります。

しかし、毎回手書きは大変だという方は、
手書き風の文字を利用するといいでしょう。

ワードには、ポップ体・メイリオなどのフォントが
備えられています。

また、イラストやニュースレター用の
テンプレートを使うと簡単に書くことができます。

難しい専門用語は使わない

病気や治療の内容は専門用語が多く
素人には理解できない言葉も多いです。

ニュースレターも普段患者さんに説明するように、
わかりやすい文章を書いていきましょう。

また、一文は40文字から80文字が
読みやすいといわれています。

それ以上の文字数では文章のリズムが悪くなり、
読みにくくなります。

感情をこめて文章を書く

患者さんに話かけるように書きましょう。

知識を深めるだけに記事を書くのではなく、
「私はこう思った」「これがおすすめ」といった、
気持ちを込めることが大切です。

また、
「私はクリニックをこのようにしていきたい」
という考えを入れるのもいいでしょう。

ニュースレターに載せておきたい内容とは

クリニックでは、さまざまな趣向をこらした
ニュースレターが配布されています。
どんなことを書いていけばいいかわからない方は、
次のような記事を書いていきましょう。

スタッフのコラム

スタッフにコラムを書いてもらいましょう。

病院で起きたできごとだけでなく、
プライベートで起きたことでも大丈夫です。
スタッフの日常を知ることで、
患者さんは親近感を持つことができます。

文章が苦手な人には、
プロのライターにインタビューをしてもらう
という方法もあります。

楽しかったことだけでなく、
失敗したことを入れるのもひとつの方法です。
「テキパキ働いているスタッフでも
こんな失敗をするんだ」
という思いから親近感を持つことができます。

例：せっかくの新しい服が…
昨日、仕事が終わった後に忘年会がありました。
久しぶりのお出かけだったので、
新しい洋服を着ていきました。
でも、電車で知らない方に声を掛けられました。
「首にタグがついたままですよ」と。
快速電車に乗ったのですぐに降りることができず
とても恥ずかしい思いをしました。

生活習慣改善方法（レシピや運動など）

簡単にできるレシピや運動方法などを紹介します。

季節の野菜をとりいれるなど、
短い時間で簡単にできるものがおすすめです。

例：糖尿病の方におすすめ！
たった5分でできる簡単レシピ
鮭・しめじ・まいたけに調味料を入れ、
アルミホイルで包んで蒸すだけでできあがります。
材料は…鮭・しめじ・まいたけ・調味料…

例：生活習慣病を予防するトレーニング
厚生労働省のホームページでは、
1日30分～60分の有酸素運動を
週3日以上することで
生活習慣病を予防できると書かれています。
有酸素運動の代表的なものといえば
ウォーキングです。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-01-003.html