「患者さんに
もっと親しんでもらえるクリニックにしたい」

と思ったことはありませんか?

知り合いの紹介で来院する人はいるけれど、
なかなか患者さんが定着しないと
悩んでいる方もいるかもしれません。

また、
クリニックの存在を知っているけれど、
なんとなく行きづらいと
感じている方もいるでしょう。

それでは、
患者さんにとってどんなクリニックが
好ましいと感じてもらえるのでしょうか?

今回は、
患者さんにも安心して
利用してもらうだけでなく、
クリニックを身近に感じてもらうための
イベントやワークショップの種類について
ご紹介します。

クリニックでイベントやワークショップを開く意味

ワークショップとは、
講師に教えてもらいながら
参加者が一緒に作業を体験する場所

という意味です。
セミナーのように講師の話を
一方的に聞くものではありません。

患者さんが自ら行動できるため
参加者も一緒に楽しんでもらえます。

また、大人だけでなく子どもが
一緒に楽しめるものもあります。

このように、
イベントやワークショップは、
クリニックにいろいろな影響をおよぼします。

患者さんに楽しんでもらえるだけでなく、
クリニックに親しみを持ってもらえるからです。

クリニックでおこなうワークショップやイベントの種類

クリニックでおこなわれる
ワークショップなどのイベントは、
産婦人科をはじめ
いろいろな科でおこなわれます。
例えばどんなものがあるのでしょうか?
下記にご紹介します。

ベビーマッサージ 

産婦人科で行われており、
産後の方を対象としています。

お母さんが赤ちゃんに触れることにより、
親子のきずなを深めることができます。

また、出産を終えたママが集まるので、
ママ同士の交流の場としても活用できます。

医療従事者が教えるマッサージなら、
患者さんにも安心してもらえます。

スクラップブッキング

スクラップブッキングとは、
アルバムに写真を貼り付け、
マスキングテープなどを使って
自分だけのオリジナルの写真集をつくるものです。

産婦人科でよく行われており、
赤ちゃんの写真を
かわいくアレンジすることができます。
アルバムだけでなく、
カレンダー作りなどいろいろな種類があります。

おひるねフォト

赤ちゃんが寝ている姿に
かわいい衣装や飾りなどを使って、
思い出の写真をつくることができます。
インスタグラムで

「#お昼寝アート」

と検索すると
写真がでてくるものもあります。

赤ちゃんの笑顔や眠っている姿など、
他の写真とはまた違った雰囲気で
撮ることもできます。

クリニックでは、
撮影会などを開催している場合もあります。

アロマセラピー

産婦人科では、
産前・産後の方に人気です。

また、
精神科・アンチエイジング科などでも
利用している場合もあります。

  • リラックスしたい
  • 緊張感をやわらげたい

という方に非常に喜ばれます。

精油を自分でアレンジしてみたり、
マッサージを受けられたりする場合もあります。

ヨガ

産婦人科では、
妊娠中の方を対象に
マタニティヨガを開催しています。

また、
一般的なクリニックでも
ヨガ教室をしている場合もあります。
ヨガのポーズをとることで
肩こりや腰痛などの痛みをやわらげ
身体の緊張をほぐし、
精神的にも安定させることができます。

ピアノなどの演奏会

音楽は、
人に感動やいやしを与えます。

クリニックによっては、
音楽療法を取り入れている場合もあり、
患者さんご自身が演奏したり、
音楽を聞いたりする場合もあります。

また、
スタッフがいろんな楽器を使って
演奏会を開いているクリニックもあります。

患者さんと一緒に演奏をすることで
さらに信頼関係を築くことができます。

アニマルセラピー

介護施設などでアニマルセラピーを
とりいれているケースは聞かれますが、
自由診療をおこなうクリニックでも
取り入れています。

犬と散歩をしたり、食事を与えたりするなど
動物と触れ合うことができます。

実際、セラピードッグとして、
治療に参加している犬もいます。

ワークショップやイベントを開くとどんな効果が見込める?

ワークショップやイベントを開くと、
クリニックは患者さんに興味を持ってもらう
ことができます。

ワークショップでは、
材料費を患者さんからいただく場合や、
無料でおこなう場合もあります。

クリスマスやハロウィンなどのイベントに
お金をかかる場合もありますが、
定期的に開催することで患者さんを
つなぎとめる方法になることもあります。

できるだけ、スタッフも参加し、
患者さんと触れ合うことが
何よりも大切
になるでしょう。

また、
スタッフも患者さんと触れ合うことで
やりがいを感じることができます。

「非常に通いやすいクリニックだなぁ」
「すごく親しみやすいクリニックだなぁ」

と、思ってもらうためには
日頃のコミュニケーションが大切です。

もちろん、診察時間でもできますが、
病気で不安を抱えている方は、
心に余裕がない場合もあります。

患者さんが何を求めているか、
普段の診察から感じ取っていくことも
必要となるでしょう。