アンチエイジング診療は自費診療が主体であり、
医院収益にもかなりの貢献をしてくれますね。

そこで重要となるのが、医院のPRです。

現在は、Webサイトを通じたアピールが
非常に重視されます。

ところでWebサイトの閲覧は、
接続する機材に左右されるもの。

たとえば、オーソドックスなパソコンで
接続するにしても
『OS』や『ブラウザソフト』の
影響を受けますね。

そしてある時期から、
携帯電話やタブレット端末でも
Webサイトの表示が
可能となりました。

現在は、診療内容のPRにおいて
医院のサイトを
スマートフォンに最適化させることが
強く求められています!

老弱男女を問わずスマホが用いられる時代に

現在、「携帯電話」といえば、
ほぼ「スマホ」を指していますね。

スマートフォンの普及率・利用率は
それくらいの勢いを持っています。

総務省は、今年の7月27日付で
『平成29年情報通信メディアの
利用時間と情報行動に関する調査報告書』
を公表しました。

この報告書の中には、
スマホ利用者の増加を
裏付けるデータが
豊富に収録されています。

たとえば、

>スマートフォンの利用率が
>今回ついに8割を超えて80.4%に達した。
>これに対してフィーチャーフォンの
>利用率は25.2%に下落し、
>3割を割り込んだ。

>年代別に見ると、40代及び60代の
>スマートフォン利用率が前回調査から
>約13ポイントそれぞれ増加し、
>40代では初めて9割を超えて93.1%となった点や、
>10代及び50代においてもスマートフォン利用率が
>約11ポイント増と大きく伸びている点が目に付く。
>前回調査では10代及び40代の
>スマートフォン利用率が、
>その前の調査結果と比べて低い値となったが、
>今回の調査結果では引き続き
>増加傾向にあることが確認できたと考える。

現段階では、60代のスマホ利用率も45.1%に
達しているとのことです。

ちなみに、フィーチャーフォンは51.6%。
すなわち、差がとても縮まっているわけです。

このいっぽうで、若年層の『パソコン離れ』
ときどきニュースに取り上げられていますね。

数多くの企業の新卒採用研修の担当者が
新入社員のPCスキルの欠如を
マスコミに訴えています。

このように現在では、世代に関係なく
患者の大半がスマホから
情報を仕入れる時代となっているのです。

もし医院のWebサイトがスマホ対応できていないなら?

スマホやタブレット端末は
Webサイトをどんどんクリアに
表示できるようになっています

PCで見る場合と
差がつかなくなっているのです。

とはいえ、スマホにはスマホの限界が
どうしても残っています。

『画面の大きさ』はその典型でしょう。

スマホは携帯電話である以上、
PCのような大きなサイズの画面は
到底実現できません。

画面が小さければ
その規格に合うように
表示されることになりますが…。
そこにはいろいろな制約が
つきまといます。

たとえば、医院のサイトが
複雑な構造になっている場合です。

集患・増患のために、
たくさんの情報を詰め込んでも、
結局それをほとんどの人が
見てくれなかったら
効果は出ないでしょう。

スマホの画面でサイトを
表示させたときに、
「見づらいサイトだな」
「使いにくくて不便なサイトだな」
と思われたら?
そのユーザは
途中で見るのをやめて
よそのサイトに移ってしまうでしょう。

これではせっかく、
お金や工数をかけて
Webサイトをつくっても
意味がないわけです。

スマホ対応はアクセスを集める上でも有利です

これは数年前から
指摘されている現象ですが
スマホ対応が進んでいる医院には、
『検索されやすくなる』
というメリットがあります。

Webを日常的に使う人は、
初めて自費療を
受けてみたくなったとき、
ほぼ間違いなく検索エンジンで
医院を探そうとするでしょう。

たとえば千代田区勤務の人が、
職場近くで不定愁訴の相談ができる
医療機関を探したくなったら?

「千代田区 不定愁訴」と、
ふたつの言葉で検索をかけるでしょう。

この場合は、千代田区内で
不定愁訴の診療を手掛けている
医院のサイトがずらりと並ぶでしょう。

しかし、スマホ対応が完了した医院のほうが、
そうでない医院よりも
上位に表示される可能性が高まるのです。

これは、GoogleやYahooといった
検索エンジンの独特の仕様の影響です。

検索エンジンのシステムは
この上なく複雑で精密なため、
その仕様をひと口で
語ることはできません。

ただ、『平均的なユーザにとって、
ためになるコンテンツ』を
評価する傾向があることは
紛れもない事実ですね。

そして現在は、
スマホにあまり対応していないWebコンテンツは
評価されにくいのです。

Web制作会社と連携してスマホ対応を推進しましょう

医院の公式サイトの
制作・運営については、
Web業者に
全面的に委託していることが
ほとんどでしょう。

したがってスマホ対応も、
業者に任せることが普通でしょう。

ただ完全に任せきりに
してしまうのもよくありません。

忙しくても、なるべく業者と
よく話し合うなどして、
申し分のないスマホ対応を
続けていくことが重要でしょう。

なお、Web制作会社は
全国各地に無数にありますが…。
スマホ対応を得意としている会社と
そうでない会社の差は大きいです。

スマホ対応がうまくいかないときは
他の業者に相談することも
必要になるでしょう。